狭い場所で威力を発揮するカニクレーン
カニクレーンは、ミニクローラークレーンと呼ばれる小型のクレーン機械です。
主に、作業環境が狭い場所で利用することが多い吊り上げ機械で、レンタル事業を手掛けているトミナガリース株式会社では1トンから最大2.9トンまで5タイプのミニクローラークレーンを用意しています。
吊り上げ重量が大きくなることで重機サイズそのものが大きくなりますが、トミナガリース株式会社ではより狭い現場などではミニクローラークレーンではなくバッテリーリフト型クレーンの検討ができるなど、ホームページを通じてアドバイスしています。
なお、カニクレーンを操作するためには幾つかの資格を保持している必要があるのですが取り扱う際に必要になる資格についても製品ページ内に記載があるので参考にされると良いでしょう。
ミニクローラークレーンは、ゴムクローラの特性を活かした形でアスファルトやコンクリートの路面、建築物の床面など整地が行われた場所はもちろん。
未舗装の通路や建築・土木作業現場、軟弱地などでも走行を可能にするといいます。
また、走行姿勢は外形寸法がコンパクト設計になっているので、走行時の全幅は1トンタイプで600mm、2.8トンタイプで800mm未満になるため、霊園や墓地などのような狭い通路、坂道や数センチくらいの段差を持つ通路などでも走行ができるといいます。
そのため、作業現場が狭くて坂になっているようなところでもカニクレーンを使えば作業ができるわけです。